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折しも我が師、極真会館創始者・大山倍達が逝かれて早や20年の歳月が経ちました。顧みて、私事になりますが、私は極真全盛時代の1975年に国際空手道連盟総本部極真会館壮年部に47歳で入門いたしました。
爾来、大山倍達先生の謦咳に接し"人には添うて見よ馬には乗って見よ"との師弟の交わりに与って参りました。然しながら、大山倍達総裁の思わぬ彼の世への旅立ちから有ろう事か、極真は大きく傷つき、混迷を深めるばかりとなりました。
そのような20年、"大山倍達の真実とは、極真の真実とは何ぞや"と。厳しい苦難の道ではありましたが、人の道、極真の道を求めて私共は歩んで参りました。24時間、365日、己の総てをカラテに導く、その総裁の姿を、心を、新しい時代と若い人々に言い伝えてゆくことが、私の総裁への恩返しであり、使命であると思い、極真会館と共に歩んで参りました。 |
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いま、50年の風雪を越え総裁と共に血と汗と涙を流した此処、極真会館総本部道場で共に稽古出来る誇りと喜びを感じて下さい。
極真会館の目指すものは、「大会に出るためだけ」の空手ではありません、総裁が目指した武道空手です。老若男女すべての志ある人の為の空手です。
子供には子供なりの、青年には青年なりの、女性には女性なりの、そして壮年には壮年なりの心身の鍛え方がある筈です。
武道とは人生そのものです。日々の精進の中から、身体を鍛え、心を鍛え、知性を磨いていきます。それは生きている限り止むことはありません。
この道場という小さな社会での切磋琢磨は、通常の社会生活では得られない「生きる喜び」を導くことでしょう。ぜひ我々と一緒に歩んで行きましょう、素晴しい出会いを期待しております。 |



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